ワインボエムを今まで以上に

ペティヤン・ナチュレルフェステジャール・ブラン [2015] ドメーヌ・ラ・ボエムDomaine La Boheme　VdF Petillant Naturel FESTEJAR Blanc

微発泡・白（中辛口）、750ml シャルドネ、アリゴテ、トレサリエ60%、ミュスカ・プティ・グレン20%、モーザック20%のブレンド（平均樹齢40年）。

買いブドウはオーヴェルニュ北のACサン・プルサンのビオ生産者とラングドックのワイン生産者ジミオとアントニー・トルテュルから一次醗酵はファイバータンクで11ヶ月、ビン内醗酵熟成は19ヶ月。

SO2無添加、ノンフィルター。

前回リリースとは別ロットでシャルドネ、アリゴテ、トレサリエ、モーザックに加え今回はジミオのミュスカ・プティ・グレンが20％ブレンドされている。

（コロンバール、ソーヴィニヨンブラン、ユニブランは入っていない）当初スティルワインにする予定でタンク発酵を11ヶ月行ったのだが、思うように発酵が進まなかったため、途中からペティアンに切り替え19ヶ月瓶熟を行い、合計30ヶ月の熟成を経て仕上げている。

ワインは最終的に残糖3g/Lの辛口に仕上がっているが、パトリック曰く、ジミオのミュスカのおかげで味わいにほんのりと甘みを感じるとのこと。

ワインは、エキスに粘着性がありレモンのようなシャープな酸と優しい泡が味わいをさっぱりとまとめる。

加えて、後からじわっと広がるほんのりと甘みのあるすし酢のような酸が食欲をどんどんかき立てる。

マリネや揚げ物料理と合わせてみたいワインだ。

レモンのコンポート、スターフルーツ、パイナップル、白い花、お香、ミュスクの香り。

ワインはまろやかかつミネラリーでシャープな酸が柱にあり、まったりとした旨味エキスを優しく広がる繊細なムースが包み込む。

（輸入元資料より）